ビックリ&ありがたい!
「お金あるの?10万円用意しておいたから、送るから住所教えて!!!」
母の友人の一言。
詳しいシチュエーションや細かい言葉は覚えていませんが、父が旅先で倒れ、すぐに来るようにとの呼び出しの後、急遽、会う約束があったのを断るため連絡を入れた時、近くに住む母が小学校からの同級生が、その時にその方がかけてくれた言葉です。
これには母と二人で、びっくり大笑い。いやはやストレートで何よりもありがたい言葉でした。
介護の経験から出た言葉
もちろんご本人はいたってまじめで、
「遠方だし、必要なのは何より現金。あっても邪魔にはならないし、ちょっとしたことでもないと困る。土地が違えば銀行もないこともあるから。」
と、ご説明をいただいた。
やはり、ご家族の方が遠方にいらして時々、介護に行っているとのこと。経験からいただいた本当にありがたい、一言。
父が倒れた10年と少し前だとまだまだコンビニのATM機も今ほどない時代。
お金の話をすることはやはりタブーのようなことがあるけれど、緊急の場合にはこれは本当にありがたいことでした。
介護はきれい事だけではない
母の小学校からの仲のよい同級生であり、気心の知れた仲であるから言えるのだけれど、きれいごとだけでは片付かない、そして意外とすぐに直面する、生活と密接な関係にあること。
何より母の友人の豪快さと優しさに元気をいただきました。
生活とは切っても切れないでも…