〇いい○○はどこにいる???
「いい○○はどうやって探すのですか?」
○○には
ケアマネージャー
訪問看護師
ヘルパー
施設
等々
様々な介護保険で利用できるサービスが入ります。
よくいただく質問なのですが、申し訳ないのですが、正直わかりません( ゚Д゚)
答えになっていないのは重々承知ですが、これは難しい質問なのです。
何をもって‘いい’と判断するのか?ということになります。
介護が必要な人にとっても介護をする側にとっても相性がいい方が一番なのではないでしょうか?
〇しいて言えば…、チーム我が家の介護を支えてくれる人!
しいてアドバイスすると、いい介護のチームがつくれるかだと思います。
介護にはいろいろな方がかかわってくるので、それぞれの得意不得意があります。
まとめるのがうまい人、人脈をたくさん持っている人、情報がある人、医学的判断が早い、事業所とつながりが強い、地域の情報を知っている人、役所関連のことに詳しい等々です。
例えばその分野に精通したベテランの方ばかりが、介護に携わっていただくことになったとします。
そうすると、これはこれで意外と大変。
よかれと思ってしてくれたアドバイスが、それぞれに異なる意見であることもあるのです。
自分だけが正しくて、介護に関するすべてのことは自分が決める!という人も難しいですよね。
事業所や職種ごとで得意不得意があるし、家族としての意見もある。
それも汲んでもらえないと、家族として不平がたまったり、振り回されることになります。
『介護は家族が絶体にするべき!』
という信念のあるケアマネさんと働く介護者では根本的にうまくいかないことも。
性格的に合わないことも発生します。
どちらかがのんびりしていてどちらかがせかせかしているなんて具合だと、バランスが取れないことも。
電話が好きでコミュニケーションはもっぱら電話だと、仕事をしている介護者にとってはお付き合いが難しいことも。
仕事をしていると、いつも電話に出られるわけではないので電話でのコミュニケーションが難しいことがあります。メール等を使ってのコミュニケーションができる方の方がありがたいことも。
たいていの方が状況や周りを見て介護プランを立ててくれるのですが、時としてそうはならないことも起こりうるのです。
いいか悪いではなく、相性としか言えない所ではあるのですが。
〇結局介護もコミュニケーションが大事!
プロが仕事として行っていることですから、喧嘩をしたり、足の引っ張り合いをしている訳ではないのですが、生活の延長線にある介護のこと。割り切れない事情も多々あるものです。
面白いのは仕事としてかかわりたいケアマネさんやそのほかの介護に関わるお仕事をしている方々。と家族に評判がいいのとは比例しないのです。
これはどんな状況でも起こりうることではないでしょうか?
一部の人にはものすっごく評判がいいのに、一部の人からは煙たがられてしまい苦情が多いことも。
一言でいってしまえば相性とコミュニケーションの問題になります。
誰だって
『いい人と関わりたい!』
と思うのは当然のことです。
相性等様々な要素が絡みあうことなので、完璧で誰にでもいい人を探すのは残念ながら難しいのです。
だからこそ、自分たちがどうしたいのか、何ができて何ができないのかを見極め、その上で介護をサポートしてもらうという考え方をもっておくことが必要なのです。