コラム

コロナウイルスから考える~選挙とコロナウイルス~

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私が居住している東京都目黒区では2020年4月19日に任期満了に伴う区長選が行われる。

選挙は前から決まっていることなのだけれど、この非常事態の中、選挙に行っていいものかどうか、正直戸惑っている。

総務省行うべきだとの見解のようであるが、大事な首長を決めるのに非常事態の中、無関心のままというより、それどころではない中で決まっていくので本当にいいのか?

投票する側としても残念に思う。ただでさえ低い投票率なのに。

 

選挙は政治のこと。

暮らしはそれほど関係ないと思うかもしれないが、コロナウイルスの影響の中で、国のトップはもちろん、

日本でいえば都道府県、アメリカ等では州、そして市町村の首長のリーダーシップや危機管理等、大きな違いを見せている。

その様子を見ていれば真剣に暮らしに関することを決める選挙に行かないという選択肢はないと私は考える。

首長の采配で命に係わる大問題にもなるのだ。

 

何を優先し、どのような政策を行い、どのような姿勢で区政に取り掛かるのか、リーダーシップを発揮し、きちんと区民の意見や状況を判断できる人が選ばれてほしいと思う。

けれど、外出する機会が減り、候補者が誰なのか、街頭演説を聞く機会さえ皆無であると言っていい。投票券が郵送されてきて初めて認識する人も多いのではないだろうか。

もちろん、SNSやネットを利用し調べることはしているが、誰もがその環境を利用できるわけではないのだ。

 

福祉国家と言われる北欧、デンマークでは選挙はたいてい70~80%の投票率があるとのこと。誰かではなく自分たちがどのように生き、どのように暮らすのか責任があると考えているとデンマークで暮らす人に聞いた。

 

今までどんな選挙であれ、選挙には必ず投票に行っていた。

誰がどのように考え、どのような未来を描いているのか。

候補者をしり、情報を調べ誰が一番自分の考えに近いのか、どんな政策を提案し、どのような未来を導きたいのか自分なりに考えて投票してきた。

コロナウイルスが世界中で感染拡大を広げる中、改めて選挙の、政治の重要性を考える機会になっている。

 

この大変な状況の中、選挙が行われるということは現役の次期も出馬を表明している首長も選挙に対し何らかの対策を講じなければならない状況が発生しているのだ。

区民の一人としては、今はコロナウイルス感染拡大防止に向けすべての力を注いでいただきたいというのが本音ではある。

 

選挙にはマイ鉛筆を持参していいのだそうだ。入り口には手指消毒用のアルコールの設置もあるらしい。

それ、医療の現場や福祉の現場に回せないかと考えてしまう。世界的に足りていないのだ。

いつまで続くかわからないこの状況、首長選を延ばすことにリスクもあるのだとは思う。

誰もがいつも万全で暮らしているわけではない。仕事が忙しいことや自分にとっては選挙どころではない出来事が身に降りかかることだってあるのは重々理解している。

それでも世界的な危機状況、人類が100年、1000年に一度経験するかしないかの出来事が起こっている中、結果によって暮らしに様々な変化がある選挙。

私としてはもうちょっと心に余裕がある時にあってほしかったと思っている。

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