なくならない詐欺・犯罪・悪質商法等に高齢者が巻き込まれる被害に関するニュース
年々巧妙化し、残念ながらこれからもますます社会問題になっていくと思われる。
試供品やプレゼント等を配布するというチラシ等を配り、会場に人を集めます。
そして健康グッズや食品などを安く楽しい雰囲気の中で売っていき最後は高額な商品を買せるというもの。
最近は友達を連れて行くと特典がある・ためになるセミナー等の話を聞ける・次の日に使える割引券をもらえる等、ますます巧妙化しているようだ。
参加する高齢者も孫のような年代の人たちとのおしゃべり・健康のことなどよく話を聞いてくれる・出かけるところができる等、近所の人とはあまり付き合いもなく、外出する機会も少ない。これらは社会から孤立している状況を浮き彫りにしているともいえる。
誰かと話をしたい、役に立ちたい、他愛もないおしゃべりをしたい、様々な年代の人たちと交流を持ちたい等、思うことは誰でも一緒だと思うが、定年退職したり、年齢が上がるほど、そのようなふれあいはどんどんなくなってしまう。
そんな時に話し相手やふれあいのきっかけで出来たとしたら、参加してみたい、できるだけ長くかかわっていたいと思ってしまうのはしかたがない。
地域の中で交流していくことが大事と事あるごとに言われるが、関わりやきっかけがないところにすぐに関心を向けるのは難しいもの。そして、年を取ると行動範囲が徐々に狭くなっていく。
自分の住んでいる市区町村について少し知っておくこと、仲間づくりはできれば気力も体力もあるうちに区の講座や地域のボランティアに参加しておくこともいいのでは。
地域の活動に参加することは災害が起きた時や防犯にも役に立つこともあると思う。介護保険サービス等を利用する時の情報収集にも役に立つ。情報もネットワークもわずらわしいこともあるが、役に立つこともある。