親の介護

運転免許返納と高齢社会のこれから

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 残念なことになくならない高齢なドライバーによる事故。

ニュースで知るたびにやるせない気持ちになります。

高齢の親が車に乗っている方はさらに冷や冷やしているのではないでしょうか?

車高齢者 

 ただ単に高齢ドライバーが運転しなければいい。という話しではありません。

車がないと病院にも買い物にも行けない。そうなると生活もままならないし、今まで出かけていた趣味の活動にも、友人にも会いに行けない、ということも発生します。

 

 生活をサポートしてくれる人が近隣にいればいいのですが、そうでなければだんだんと社会から孤立してしまいます。

 これは単に親子が頑張って免許を返納する、しないと話し合うだけでは解決しない問題でもあるのです。小学生列

 

 大きな都市以外では多くの鉄道やバスが人口減で利用率が減り廃線に追い込まれたり、本数を減らしたりして運行をしている現状があります。

 お互い様だからと地域の方々が協力し、乗り合いの車を運行したり、地域でのつながりをつくりながら試行錯誤しているところもあるようです。

 

 それでも、まだまだ高齢者が自分で運転をしなければならない現状があります。

生活していくために必要な移動手段ですが、とっさの判断ミスや病気による意識不明等リスクから、ヒヤリとすることは実際の事故よりも何倍も何十倍も発生しています。

 田舎のバス

 高齢ドライバーの問題は、高齢社会、親と子の問題、本人の矜持、地域のネットワーク等現状の問題とそして地域が、一人一人の生活や環境に考慮し行っていくか、そしてそれが大きく広がっていくのかという視点も必要ではないでしょうか?

 そこには個人の主張だけではなく、今私たちが暮らしている日本がどんな国になっていってほしいのか、どんな国であればだれもが住みやすく、望むところで暮らしていけるのか、真剣に考えなければならないと考えます。

 

 高齢ドライバーの問題はいつ、運転をすることを辞めるのか見極めることも大切です。その引導を渡すのは高齢の親を持つ子供や家族が担わなければならないでしょう。

 そして、その人たちが運転をしなくても最期まで自分らしく社会参加しながら生きられる世の中はきっと誰にとっても住みやすい地域になるのではないでしょうか?

 超高齢社会に生きる私たちは今を乗り切ることだけではなく、大きな目標としっかりと地に足のついた生活を送ることで超高齢社会の負の側面だけを見て嘆くのではなく、自分たちで新しいスタイルを作り出していくことも必要なのです。

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